私は思考は現実化する、引き寄せの法則を上辺だけで深く理解せずにポジティブ思考に考え直したり、情熱を出して頑張ってみましたが、内側の感情や自信のない在り方が変わらないでいたら起きる現象は変わらなかったというより、より現状を悲惨にした体験があります。
叶えたいことがあるからポジティブな思考にして思い通りに現実を創っていくことが、思考は現実化する、引き寄せるということではないとようやく理解しだしたのは5年前。学び始めて自分の今の内側で起きてる感情、在り方が目の前の現実全てを創り出しているということが徐々に腑に落ちていきました。
学び始めた頃の私と私の人生に大きな影響を与えていただいた師匠の伊藤マナさん
自分の思考が望む望まないは関係なく、自分の潜在意識にある感情や在り方の波動が目の前の現実に現れているだけなのだな…と気付いたら色々が笑えてきたんです。人からどう見られるかただ私が恐れて、その恐れから自分の現実を創り出していました。
この世は辛いところだ、人生は困難を克服する修行だ、私は逆境に打ち勝つことができる!
例えばこんな信念を無意識に持ってた私。だから悲惨だ、不公平だ、辛い、社会に怒り、自分の人生を困難にしていた。逆境に打ち勝てると証明するために。
外側の出来事から自分たちの感情や思考パターンが出来上がるのではない、全く逆だった。自分がそう思い込んでいるから現実化していく。
自分が元々持っている波動で、誰もが今この瞬間も全ての思考を自分が現実化していて、引き寄せの法則の中に生きている。
自分の中で嬉しいことや幸せなことや喜びなことは、感謝もするし見えないチカラが働いて守られている、ついてる!引き寄せている!ありがとうございます!と湧くのは多くの人は自然にできるけど、自分にとって「なんてことだ!なんて日だ!」と思うような自分にとって起きて欲しくなかった現象、感じたくなかった感情については、頭は思考でいっぱいになり感謝どころじゃない。
エゴは気づきたくないと抵抗するので、自分なりの様々な納得の仕方で、その嫌な出来事の見方を変えて切り替えようとします。それでは自分の観点から物事を捉えるだけで、何も変わらない事になる。
私の場合、離婚後、また別の人と恋愛をしても湧いてくる感情とか、男性と接する在り方は結局同じでうまくいかなかった。
在り方を変えるという事は今までの自分の在り方を否定するものではなく、本来の自分の本質の素晴らしさにドンドン気づいていくプロセス。これに気づいて、ずいぶん在り方の変容がスムーズになった。