呼吸道とわたし3 オンライン講座で起きたカラダの変化

2021年の9月ごろから2022年の2月あたりまでオンラインで呼吸道入門講座と基礎講座を3回受講しました。

命門というツボを意識して呼吸をしたり、命門を中心にして体を捻ったり、関節を回して緩めたり、呼吸を感じたり、自分の体に意識を置き続けると2時間後には正直疲れたと言う最初の印象でした。

普段自分がどれだけ体に意識を向けずに暮らしていたのか…と気づきました。最初は命門を意識してと言われても意識して感じるということがどういうことなのか私の頭は混乱していました。そして呼吸が浅いやっぱりうまく呼吸できないなぁと残念に思いました。

思考は今ここにはいられないと清水友邦先生はレクチャーの中で何度も伝えられました。頭ではわかるのですが思考は今ここにはいられないと言う感覚が体の中に入っていると、私にはとてもわかりづらかったのです。

要するに自分の意識を体の外に置くことで、自分自身のエネルギーを感じることにものすごく鈍感になりますが、自分自身が感じたくない感情エネルギーを感じなくて済むと無視をしながら生きることができることをメリットにしていたのだと思います。

でも体は正直なので、不正出血や貧血、頭痛、下痢、蕁麻疹など体の炎症反応はどんどん強まっていきました。

はじめてのオンライン呼吸道入門講座はあまりよくわからないうちに終わってしまいました。頭では、そう思っているのに、体には大きな変化があったのです。

何年も続く生理不順。一度生理が始まると2ヶ月ぐらい出血が止まらず重度の貧血になり息切れや立ちくらみやめまいなどがひどい中生活していました。はっきりとした原因がわからず、漢方薬やピルなどを飲んでも改善されず、本当に困っていました。入門講座が終わって最初に来た生理がなんと10日ほどで終わり、とても驚きました。

何かが起こったのです。それが何かわからないけれど、私があれだけ困っていたことが呼吸道をやってみたら嘘みたいに変化があったのです。友邦先生にこのことをお伝えしたら「よかったねー、頭ではないと言うことですよ。マインドは今ここにいられないから」とだけ話してくださいました。

今は頭でわからなくてもいいんだと思いました。私はこれまで身体に痛みや不調があるところに自分の内側に起こっていることを感情という名前をつけて言語化して、その感情を味わい、泣いたり、怒ったりしてスッキリさせて解決していました。

友邦先生には「そのエネルギーが何なのか、悲しみだと言葉にしていることがマインドなのですよ」と言われどういうことなのだろうととても混乱しました。

オンライン呼吸道講座に参加していくうちにどういうことなのか知りたいと言う欲求が強まり、リアル対面のワークショップに参加したい気持ちがとても大きくなりました。

2022年10月
その機会がようやく訪れました。

岩手県早池峰山で開催された音霊呼吸道ワークショップに参加。

リアル参加の素晴らしさを知るのです。