長野県里親制度、認定登録に向けて⑦〜児童相談所で聞いた現実をどう捉えるか〜

自分がどう世界を捉えていくかが

いかなる時も大切だ

前回のつづき

里親制度認定に向けて

申し込みたいと連絡をした。

児童相談所はたくさんの業務の合間に

里親制度の話を聞きたいとか

申し込みたいという方々の対応をするので

忙しい中で日程を決めていく。

例えば共働きで忙しく

お仕事されている方々でも

里親になることはもちろんできる。

公的な機関なので

平日月曜日から金曜日、時間は夕方まで。

期限はないし自分たちのペースで

進めていけばいい。

里親認定まで最短半年くらいというが

1年から2年かけて里親登録をされる

方々も多いらしい。

長い時間をかけて夫婦で話し合いながら

進めることが大事な場合もある。

無理のない範囲で

面接や家庭訪問や研修の日時を合わせて

いけば良いのだそうだ。

電話をした2日後に

飯田児童相談所の担当の方が

たまたま時間を取れるとのことだったし

私たち夫婦も大丈夫だったので

2人で申し込みに行った。

児童相談所の職員の方の

お話で、難しい現実の話を

聞かせてもらった。

登録できたとしても

必ず委託される話ではないこと

今までに子育てを経験しているかどうか

でも委託は変わってくるし

やはり子育てをされている方に

委託しやすいというような話もあった。

子どもが授からずに

養子縁組を希望されたり

里親制度に登録し子どもを育てたい

と望む方々もいる。

特別養子縁組が成立した方、

里親委託された人数などを聞き

実際にはとても少ないと聞いてわかった。

だからこそ、最初に現実は厳しいよ

望むようにはならないかもよと

職員の方は伝えてくれたのだろう。

最初そのお話される雰囲気が

違和感でモヤモヤした。

確かに子どものための里親制度で

親になりたい人のための制度ではない。

「話が違う!」とか

「なぜ登録したのに委託されないんだ!」

大きな期待から憤りや悲しみで

児童相談所を責める感情が出て

感情的になってしまう方も

いるような話も何かで読んだ。

過去には職員の方も

「なぜ⁈」と詰め寄られた経験

があったかもしれない。

職員の方も守らないといけない

気持ちがあるからなのかもしれない。

エネルギーの捉え方が変わり

違和感がほぐれてきた。

一番最初の里親説明会で

お話をしてくれた広域センターの

担当の方より

「申し上げにくいのですが…」的な

重い雰囲気を最初感じたのが

わからなくもないとなった。

絶対に子どもを迎え入れたい!

そうしたい!と一つの道しか見ずに

コントロールしようとすれば

そうならなかった時に

何がいけないのか?とか

カタチだけを追い求め

不足を埋めようと考えてしまうのも

無理はない。

どの選択も大丈夫なのだから

誰かや何かを批判したり嘆いたり

しても、心無い言葉に傷ついたとしても

悲しんでたり、憤る自分の内側を

否定せずに自分が

寄り添ってあげるしかなく

それでもそこにある愛に気づいた時

結局は自分がどうしたいか

決めるしかないってまた前を向く。

目の前の現実をどう捉えていくかだな…

私は静かに職員の方の話を聞いていた。

その日の夜ごはんのとき

希望を持ちつつ

そうなるなら、なる

ならないなら、ならないわけで

宇宙の根源に委ねていこうって

話し合った。

もちろんまだまだ絶賛進化中だけど

ガチガチの思考や思い込みや攻撃性や

被害者意識にどっぷり浸かっていたら

今の宇宙的な視点観点が

さっぱり分からずにいたら

この話、きっとすでにここで

進まなかっただろう…

例えば、

「何?希望している人にあんな言い方

なくない!?イラっとすんだけど…」

とストーリーにはまっていただろう

ということ。拗ねる子どもかっ⁈笑

私は「これが正しいよね?」

って思いがちになるクセがあるので。

「クセが強い!!」笑 (ノブさん風)

そんな自分に気づけたらよいのだ

と思っている。

気づいたらどうしたいか自分に聞いて

やめられるのが人間だから。

委ねること、自分を愛すること

自分が創造主であること

自己価値を自分が認め受け入れること

などの大切さを改めて感じた。

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