基礎研修を受けてくださいと
4月初めに連絡があった。
参加する旨をその電話で伝えた。
後日、改めて
今年度の里親認定研修の日程が
来年1月まで書かれている紙が
郵送されてきて、自分たちの
都合の良い日程のところに参加
すると決めたら、同封されている
申込書を送り返すか、メールにて申し込む。
一番近い日程の5月15日に申し込んだ。
松本市の児童相談所に旦那さんと2人
10:00〜16:00の研修へ参加。
長野県としても初の試みで、
今までしたことがない
基礎研修というものを
開催することにしたそうだ。
基礎研修の内容について
個人が特定されなけば
ブログ、Facebookに
書くことは問題ないと
広域支援センターの方々に
言っていただき確認が取れたので
基礎研修でもらった資料を
参考にブログを書いていきます。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
里親制度について広域支援センター
の思いも聞きました。
それについてのブログ
里親制度が子どものための制度であることを
理解することが大切です。
そして、
所定の研修を受けるなど一定の要件を満たしていれば、特別な資格は必要ありません。欠かせないのは、子どもの養育に対する理解と熱意、そして子どもへの豊かな愛情です
とあります。
認定のためには
⚫︎社会的養護の理解があるか?
⚫︎児童相談所等関係機関との協働が可能か?
⚫︎経済力、円満な家庭生活、心身の健康…
など国や県の認定基準を満たす必要が
あります。
子どもの福祉を理解し、社会的養護の担い手として関係機関と協力して養育することが求められ、その担い手としてふさわしい者が認定登録される
里親を希望する理由や動機が社会的養護の担い手としての責任の上にあるか、家族の理解や協力はあるのか、また委託される子どもへの理解があるかなど面談や家庭訪問で調査し、認定、登録する
と書かれていました。
言葉にすると難しい感じがあるけれど
例えば、
関係機関と協力することが難しかったり
跡継ぎ、老後が不安だから介護してほしい
とか、子どもの存在によって夫婦関係を
見直したいとかの
里親希望者自身のためだけの理由で
里親を希望している場合は
認定、登録は難しいですよー
ってこと。
まぁ、そらそうですよね。
目に見えない世界のお話でも
出したものが返る法則に沿っていくと
自分のエゴからの思い、行動は
結局、愛の循環は拡大していかない。
愛からの創造で波紋を広げる在り方を
10年コツコツ学んできたから
それを実践したい。
自分がもう完璧ですよーって
ことじゃない。知らない自分に
素直に気づいていく実践なのです。
里親を希望する動機や理由が
どこにあるのか?
夫婦のビジョン、方向性が一致
しているのか?
「試し行動」と言われる子どもの行動
と向き合うときや、親族の協力を得る時や
真実告知をするときなど
さまざまな出来事が起きてくるときに
越えられるように
夫婦の根底の思い、原点が
とても大切なのだそうです。
実際に平成30年1月に
全国里親会を通じ553の
回答を得たアンケート結果で
80%の里親さんが養育困難を
感じているそうです。
*愛着障害がみられる
*本心がみえない
*信頼関係構築の拒絶
*ばれるようなウソをつく
*試し行動
*基本的生活の難しさ
などが原因としてあげられていました。
私は両親との関係性で
血縁があっても上記のような
ことがあったよなーと振り返りました。
前もってそうならないように備えよう
ということではないし、
良い悪いとか正しさで突き進む
のではなく、そういうことがあるんだと
事実として知っておく。
未知な領域に不安や心配が
ゼロぢゃない。ビビるわ。
だから里親会で先輩里親さんたちと
繋がってくださいって言われるのだろう。
経験者の方々との
コミュニケーションも大切ですね。
《登録までの流れ》
1、相談
児童相談所等に相談に行く。
行った時のことを書いたブログ
2、調査
児童相談所や広域支援センター等
の職員が面接、家庭訪問により
考えや家庭の状況について確認
3、研修、実習
基礎研修1日
登録前研修2日
施設実習3日
の研修受講や施設での実習が必要
4、審査、登録
長野県児童福祉審議会において
適否の審査が行われる。
審査結果を踏まえ、県が里親として
認定し、里親登録となる。
研修の資料の中に
平成27年度厚生労働科学特別研究報告書
「里親認定に係る研修に関する研究」
(米国 NACACの親要件より抜粋)
〜セルフチェック〜
のシートがありました。
☆子どもに対してあなたはどんなタイプ
だと思いますか?☆
□社会的養護下にある子どもたちの、家庭で
育つ必要性を強く感じている
□忍耐強く、粘り強い
□ユーモアを理解し、多様な視点で物事を捉えることが得意
□子どもに愛情を持って養育できる
□子どもに拒否された時も受け流すことが
できると思う
□何か難しいことがあったときにも受け流すことができると思う
□子どもに対して決めつけず、ありのまま受け入れたい
□自分自身と子どもの間の葛藤について理解していきたい
□親としての努力がすぐに報われることがないかもしれないこと、子どもが委託前に受けた傷は癒えることがないかもしれないこと、もしかしたら最後まで家族の一員だと子ども自身が感じることが難しいかもしれないこともあることを受け入れられる、あるいは理解しようと努力できる
□しっかりとした意思を持ち、限界を知ることができる
□子どもに必要な最善の支援(教育や医療を含む)を得るために、よき代弁者となる。
いくつチェックがつきましたか?
答えにくい質問はなんでしたか?
このようなシートでした。
ぶっちゃけ頭ではわかるけど…
ってな質問が多くて、笑笑
そん時になってみんとわからんしな…
って思う気持ちもある。
皆さんはいかがですか?
後半の研修内容は
児童福祉法や
児童虐待についてなど
保護を要する子どもの理解についてでした。
また次回に。
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