クラニオセイクラルバイオダイナミクスのセッションを受けました

クラニオセイクラルバイオダイナミクスとは頭蓋(クラニオ)仙骨(セイクラル)療法と呼ばれる施術です。

クラニオセイクラル・バイオダイナミクスの施術は、とても優しいタッチで、静寂の中で行われます。
クラニオは、頭蓋、セイクラルは仙骨のことです。
脳、脊髄からなる中枢神経、骨格、そして、生命の総体(身体、心、魂)を本来の姿に戻すホリスティック(全体的な)ヒーリングメソッドです。
私たち生きとし生けるものは、全て宇宙エネルギーの呼吸をしています。(無意識に行われ、ミクロンの単位での動きなので私たちは知覚しません。)
肺の呼吸以前の呼吸という意味で第一次呼吸と呼びます。
これこそが私たちのいのちであり、宇宙を創造する力です。
クラニオバイオの施術が大きなヒーリング効果を持つのは、いのちそのものである第一次呼吸とシンクロするからです。

スタジオウーヌスHPより引用

今回どうして受けたかったのか?

9月は私自身物理的に忙しいスケジュールをこなしました。仕事やワークショップ参加、宮古島リトリートや出張クリスタルボウル、どれも喜びから動いていますが、今我が家に起きている事として15年一緒に過ごしたアンジェロが急激に弱っている事や私の父の看取りに向かっているという事があります。

もう言葉は出ない父とただ響き合う時間、クリスタルボウルを持って会いに行きます。

散歩には行けなくなってきてます。フラフラしているけどまだゆっくり食べたりしてます。

忙しく毎日が過ぎ目の前のことをこなしながらの暮らしもあります。その暮らしに大きく感情が影響して塞ぎ込む事はないけど、暮らしの中に埋もれていき内側のニュートラルな感覚はわずかだけどズレている感じがしました。

だから直感的にぎりさんのクラニオを受けたいって思いました。今月中に受けたいと思ったのでよかったです(^○^)

セッション中

クラニオセイクラルバイオダイナミクスの施術は、すごくお互いのリラックスしてくつろげる感覚を大切にします。

私が施術ベッドに寝てからぎりさんが施術ベッドの右側、左側、頭側、足側にそれぞれ立ちます。私はそれを感じてもしどこに立って欲しいか、どの位置から始めて欲しいか希望があれば伝えます。

無ければ無いでOKです。

肩に触れるのも3箇所の違いを実際触れてもらった感覚からどの位置がいいか伝えます。今日の私は肩は横に触れてもらうのがよかったのでそう伝えました。

どこから始めてもらいたいかはお任せしました。

実際セッションが始まって前半は寝ました。いびきをすごいかいて寝ている私に気づいているのですがそれをそのまま止めないでいる感じでした。

眉間のところではまだいびきかいて休んでる自分、細胞が修復してるなーって感じで。副腎に手を当ててもらい緊張してたカラダが温まり緩み始めました。そして自分が浮いてる感じでした。

後頭骨に触れてもらっていると、両足の湧泉からエネルギーが入り始める感覚が強まり全体にエネルギーが巡り始めました。

自分全体が呼吸に合わせて広がったりまた戻ったり、そのうち境界線が薄まっていき、部屋が部屋じゃなくなっていきました。

呼吸とともに広がる感覚。

最後の方に両親とアンジェロがいるのを感じました。
遠くなく近すぎることなく、存在を感じました。

あぁ、この距離感だった、そうだった…と感覚が戻ってきました。 

そこでセッション終了、カラダに意識が戻ってきました。

セッション終了後

ゆっくりゆっくり自分のカラダに戻りました。受ける前と後何も変わっていないけど全く違う感覚でした。

内側にスペースがあってくつろいでいる感覚。

ぎりさんは「佇まい」が違うと表現してくれました。何か外側が変わるわけではなく内側のニュートラルな感覚のところに戻る事で変わったように感じる。

父の看取り期やアンジェロのいのちがもうそんなに長くない現実がある中で、自分の時間をとってこうやってセッションを受けにくるって事が素晴らしいねってぎりさんは伝えてくれました。

「直感で今だよってところに従った私すごいなと思う」って言ったら「あなた、かしこいわ」とぎりさん。

だんだん全てエネルギーだよねって事に気づき始めているからこそ自分自身を流れるエネルギーに敏感でありたいです。

自分自身が映し出す世界、自分との関係性がこの世界にあらわれているなら私は私の内側のスペースをあけることや少しのズレや緊張に気づいて過ごしたいなと思います。

人は完璧じゃない。エゴ、自我はなくならないし健全だと思っていても気づかないのが私たち人間です。不健全な在り方がダメなわけじゃないから見て見ぬふりではなく大丈夫だと安心して自分の内側の緊張に気づき、自分自身で流したり時にはサポートを受けたりして流していく事が大切だなぁと思いました。

ぎりさんとマルガさん。久しぶりに会えてお話できて嬉しかったです。お2人がリラックスしてて安心します。思わず写真撮りたくなった。

セッション終、目がデカくなったよー♪( ´θ`)ノ

帰りにギリさん手作りのいちぢくケーキをいただきました!愛情いただきます( ´∀`)

ぎりさんのクラニオセイクラルバイオダイナミクスセッション、自分の内側にゆったりとくつろいで自我と一体になって気づかないでいたところから安心を思い出していくようなセッション。

私にありがとう。やっぱり受けてよかったです。
自分に必要な選択ってしてるものですよね。

この空間、時間は感情をどうにかしようとか解決しようとか何とかしようとしなくても起こる事が起こる信頼があります。

2021年にぎりさんとマルガさんのニュートラルなタッチというセミナーに参加しました。そこから私の施術も徐々に変わりはじめています。

興味ある方名古屋のスタジオウーヌスさんへ

父は81歳、アンジェロは15歳
肉体の死はいつかは訪れるものです。
年齢関係なく大切な存在が肉体を離れていこうとする時に病気でゆっくり進行してお別れの時間があるからとか、十分生きてくれた年齢だからとか思考で感情をおさめるものじゃないと思っています。胸がつまる感じとかもあるし泣きたいときは泣きます。

ただ死は無くなってしまう恐怖な事ではないことにも気づいています。

つい最近アンジェロに触れた時に、アンジェロが肉体を離れた後の天使の羽根が生えてフワッと軽やかになる感覚を伝えてくれました。

そっか…あなたは光に還ったらそんなに楽しく純粋な愛で羽根をパタパタさせて幸せなんだね…と思いました。

本当にこれまでありがとうと泣きました。

私に伝えてくれたんだなと思いました。私が悲しんで引っ張るのはやめようって思い、アンジェロからのメッセージに感謝しました。だからアンジェロは咳がかなり出るようになりましたが病院に行かない選択をしています。

父も施設側には病院をすすめられましたが、父が以前から病院は嫌だと言っていた気持ちを尊重し病院には行かずに自然に委ねています。

どれくらいか…長くはないのはわかる。
大切な時間、内側のスペースを大切に内側にくつろいで過ごしたいです。

改めてニュートラルな感覚って大切だなって思った時間でした。ぎりさん、セッション本当にありがとうございました。