里親制度、養育里親を知ってもらおう

12月に飯田児童相談所管内里親会でイベントをします。私はチラシ作り担当中。チラシに予算はかけられない。ならば自分たちで作りましょうという事になったのだけどCANVAを使用した事のある方がいなかったので…

私、デザインのセンスないのですが…笑

『育ててくれて、ありがとう』という養育里親の家庭を舞台にした映画の上映会とNPO法人日本子ども支援協会代表理事の岩朝しのぶさんのオンライン講演会とトークセッションを開催します。

養育里親を広く知っていただこうって目的もあるみたいです。

養育里親はあまり知られていない

私自身養育里親をしていて、周りの方々に知らなかったと言われることは多いです。

小さな頃から預かり生活の中で名字は同じにしておいたほうがいいという場合も多々あって、里子は里親の名字を名乗っていたりしますが、戸籍上は実親の戸籍に入ったままです。

我が家の場合は小学五年生の時から委託され一緒に暮らしているため、自分の意志もはっきりしていたため別姓で暮らしています。  

里子さんのクラスメイトのお母さんとかに、最初どういう事??って戸惑う顔をされましたが知らなかったら当然ですよね。逆に周りの方々に養育里親だよって説明しやすいし、生活していて何の問題もありません。

養育里親は特別養子縁組里親とは違い、実親さんと里子さんの戸籍上の関係は変わらないまま里子さんを里親宅に家族として迎えて預かり養育し自立まで見守る。我が子のように想い、里子さんの実親さんへの気持ちに寄り添い、実親さんへも思いをはせ、親子の絆とかいのちのつながりへ愛を送り続ける感覚を持っています。

養育里親を2021年から始めだんだんとそんな感覚を育んできました。養育里親さんによって気持ちや思いはそれぞれだけど、実親さんが自分たちだけで抱え込まず頼れる場があるし社会みんなで養育してく社会貢献だと私は思っています。

安心と信頼を育む

どんな子どもも愛されてるって安心と信頼を。その波紋は実親さんにも届いてる。DNAの繋がりってすごいから。一緒にいるいないという目に見えるものだけじゃなく、全体に観てどうあれ愛だって真実を生きよう。

家庭生活なので養育里親家庭だから特別だって事は決してありません。暮らしです。事情があって実親さんと暮らせない里子だとしても可哀想だとか不憫だとか、手厚く何かしてあげないと…なんて思っていたらそれは里子さんに全く優しくないし対等さを私は感じないから好みではないです。

子ども自身はどうあれ親を1番に思うし、求める存在。
だから里子さんの気持ちも大切にして実親さんへの敬意も忘れずにいたいと思って暮らしてます。

新しい家族のカタチを1人でも多くの方々に知ってもらえたら嬉しいです。