虹は祝福のサイン

島・海・リトリート

虹を見るとハッピーな気分になる。虹は神聖なものであるからこそ見てはいけない、指をさすと指が腐るからいけないみたいな神聖さを忌み嫌う昔ながらの言い伝えが残る地域があるそうです。

虹って雨、水分が光の屈折で色が見えてるだけだと言われるのも確かにそうだ。目に映るもの、人は自分の見たいように見るし捉えたいように捉えるってお話。

2014年5月に長野県飯田市でお見合いできる人がいるから会ってみる?と友人から連絡が入った。シータヒーリングと師匠からの学びのおかげで直感力が少し高まった感じがしていた頃。名前も聞かず、写真も見ずに、私はその人と結婚する。そんな感じがした。

「写真ホントに見なくていいの?」と聞かれたけど、必要ないと思った。一番早くていつ会えるか聞いて。とだけ伝えた。

2014年6月5日、私と友人と友人の父と紹介された人と4人で懐石ランチ。友人とお父さんがいなかったら会話できなかったよね…ってくらい人見知りの彼は明らかにかたまっていた。何を話せばいいのか頭がグルグルしてたに違いない。ランチの後、じゃあ2人でお茶でもしておいでと友人と別れた。

彼は突然やってきたお見合いの話。しかも名古屋から来る謎な人。きょどりながらも一生懸命だった。どこに案内したらいいか分からずただ車を走らせていたのは名古屋から来た私に飯田の景色の良いところを見せたくて。まだイライラエネルギーがたくさんあった私は「もうどこでもいいですよ…どっか店入りましょ…」と言ったのだけど、彼は諦めず走っていて偶然に見つけたカフェがこれまた静かに話せる場所で素敵だった

カフェを出てさらに高いところから飯田市を見渡せるポニーがいる場所にお茶できるところがあるのを思い出したから行きましょうと連れて行ってくれた。着いたら、ポニーはいたけど喫茶店は休みだった…とても残念そうに「どうしよう…ごめんなさい…」としょぼんとした。その次の瞬間お店の方が出てきて休みなのになぜか「お茶くらいならどうぞ」と開けてくれるというミラクル。

最初に行ったカフェですでに、半年前に未来リーディングした時に未来のパートナーになるだろう人から感じた、安心安全、信頼、優しさ、誠実さ、あたたかさは彼の在り方から感じていた。やっぱりこの人だってわかった感じがすでにしてた。ポニー牧場と飯田市の景色が見下ろせるガラス張りの明るい喫茶店でお互いのことを質問したり、彼もちょっと私に慣れてきた感じだった。

で、突然だったけど私から「私と結婚を考えられるならまた次に会ってください」と言った。彼は戸惑いつつ「あ…あ…はい…」と言い、お互いよろしくお願いしますと頭を下げ、あげた時にガラス張りの向こうに見える飯田市の街の上に虹がかかっていた。

「あ、虹‼︎虹はね、祝福のサインなんだよー、ハッピーでラッキー。今日こうして出会えたこと、おめでとうって言われたみたいだね」とはしゃいだ。私の中では虹は祝福のメッセージと思い込んでる。大丈夫、怖がらずにそのまま進んでねーと。

出会いから半年後、そのとき出会った彼が旦那さんになった。

 

私と旦那さんの出会った日はドラマのように女性が乙女みたいにキュンとして、これは運命よ!!と思えるようなミラクル演出にしたかったのかな、笑。自分が人を本気で好きになることなく、女子っぽい事やはしゃぐこともなく、今まで冷めた感じで男性と接し体験した事がなかったから、やってみたかったのかも。乙女な気分になって喜ぶストーリーを。ミラクル演出のおかげで私は年齢とか関係なく素直に無邪気に喜ぶことって大事って改めて思った。

飯田市でのお見合いの帰り道、虹がずっと見えていた。紹介してくれた友人もおめでとう!虹が出てるよと飯田市にも虹が見えてるって写真をくれた。

旦那さんと私の中では虹は祝福してますよーの意味になった。家のベランダから、ドライブ行ったら、ハワイ島でもたくさん虹に遭遇。人の意識は見たいものを創るし、捉えたいように捉える。虹や彩雲、日輪を見ると、光は今ここにいつもあるよね、光の世界にいるんだなって嬉しく感じるステキな思い込み。