4年ぶりに長野県飯田市で開催される「飯田りんごん」というお祭りに参加しました。
飯田りんごんとは市民が団体で参加して「りんごん」という曲で路上を踊り歩いていくって路上を歩く盆踊りみたいな感じ。
今回里子さんの小学校のクラスでりんごんに参加しようって決まって、生徒も保護者も希望者が参加しました。
参加するまでのお話
私たち夫婦は最初は里子さんが一緒に参加する事を嫌がる素振りを見せたのてりんごんに参加するつもりが無かったけれど、夫婦で「参加したいよ」と伝えると「いいよ」と返ってきました。
里子さんの嫌がることはしないとか、私たちは実のお父さんやお母さんじゃないから行事に参加することは嫌だろうな…とずっと消極的だった事に気づきました。
里子さんの中で私たち夫婦とは家族じゃないという気持ちが強かったので距離があるのは仕方ないと思ってました。里子さんが心を開いてくれないと相手の問題にしていました。
でも自分がいい人でいたくて里子さんに飛び込んでないのでは?と思うようになり「ホントは家族になりたいんだよ。あなたのお母さんはあなたの家族。これは一生変わらない事実。私たち(私と夫)と同じ家に住み生活している者もまた家族なんだよ」と伝えました。
私たち夫婦も無事りんごんに家族として一緒に参加したいって気持ちを里子さんに素直に伝えることができました。
ゴメンね、里子さん。距離を作っていたのは私たち夫婦だった。気づきたくないとか拒絶感を味わいたくないと勇気を持てずにいたのは大人の私たちでした。
児童養護施設でずっと暮らしてきて家族って何かわからなくて、家族や家庭とか子どもがそのような環境で暮らすことで愛や情緒面を育んでいくために我が家へ来てくれたのに、変わらず施設での先生たちと変わらない距離感を私たちが作ってしまっていたんだと反省しました。
里子さんはずっと知らなかったのだから、嫌がる素振りというか未知なわからないものに対しての素直な反応だった。そこに私たちが愛情や素直さ、勇気で里子さんを受け入れて心を開いていくように与える事が大切でした。
参加してよかった
地元のケーブルTVがクラスの参加を取材してくれましたよ。
元気に映ってましたよ。うちの子かわいいと親バカになる気持ちがちょっとわかった、笑
一生懸命踊ってました。
私もクラス代表のお母さんとお話できました。
ホントお母さんたちの中に飛び込んでお話をするってのがすごい不安でした。何を話したらいいか分からずとか…コミュ障代爆発させてました、笑
私はこれまでホントに限られたコミュニティで自分らしく生きているって思い込んでたんだなぁと改めて自覚しました…
参加できて良かった。りんごん参加を通してまた自分のエゴに気づかせてもらえました。ありがとう。
花火もキレイでした。
りんごんは飯田の中心街を踊り歩き続けるものでアラフィフ運動不足の私にはずっと立ちっぱなし、歩きっぱなしは最後もう腰まで痛くなってふらついてヤバかったです、笑
夏休みのよい思い出ができました。
帰宅してからも里子さん、かなりテンション高くて相当楽しかったんだろうなぁと。よかったです。
一緒に参加させてくれてありがとう。