悲しみを認め弱音を吐いても大丈夫だった

久しぶりに蕁麻疹が出た。

食べ物でも

薬の影響でもない。

忘れていた感情が

蘇ってくる。

あの時期に

私はとても悲しいと

認めてしまったら

立っていられなく

なりそうだった。

自分の感情を無視ばかりして

生きてきて悲しいなんて

気持ちが私の中にあるなんて

全く知らなかったから

弱音を吐くことがどんな感じ

なのかもわからないでいた頃。

今までだって弱音を吐かせて

くれる大切な人が側にいたのに

いつだって必死に

1人で乗り越えようとした自分。

悲しい気持ちを閉じ込め続け

本音を言わない自分の内側の

分離感のストレスが

いつも激しい怒りになり

その怒りを外側に出すことが

本音や正直さだと勘違いしてる

ところにまだ気がついていない。

出したいのは怒りではなく

悲しい、自分が消えてしまいたく

なりそうな気持ちだった。

弱音を吐きたくなり

悲しい…と何度も何度も

声に出した。

不安だったし怖かったし

悲しい表情がわからなくて

元気に少しふざけながら…

だから変な感じだった

ように思う…

でも旦那さんには

本音だからしっかり

伝わっていて、そばに来て

「大丈夫だよ、1人じゃないし」と

後ろから抱きしめてくれた。

あぁ私は泣きたいくらい

悲しかったんだ…と

泣くことを許した。

過去不妊治療をしていた時に

私が自分の殻をやぶれなかった

ところがようやく緩んだ感じがした。

仏だな…私は彼のココロの

包み込む穏やかさに救われている。

伝えたいことは

イラつくような細かいことじゃない。

ただ愛したいし愛されたい

ってシンプルなこと。

自分の中で調和が

乱れてることを知ることだけ。

大切な人に素直な本音を

伝えても嫌がられない、

いつだって。

頭でわかっていたことを

実践して実感したかったのだ

と思った。

そうして蕁麻疹は

おさまっていった…

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