ホッとする街長野県飯田市

飯田市

生まれも育ちも名古屋市の私ですし、長野県飯田市に引っ越してきてまだ3年と4ヶ月ほど。それなのに名古屋から帰ってきて、飯田インターを降りると「ただいま」と言いたくなるし、ホッとする。車を降りると空気の違うのもわかる。

2010年に出会った飯田市出身の女性のおかげで私の人生が飯田市につながったのだ。人との出会い、ご縁って本当に大きいと思う。昨日のイベントでも初めましての方と出会ってなぜ名古屋から飯田市に移り住んだのかというお話になり、初めてお会いする方にお話しすると大抵驚かれる。だからそのうちブログにまとめて書こうと思います。だれでもキセキを起こすちからをもっている、それが自分の体験からわかったから。でもまず今日は・・・

 

じぶんが住んでもっと好きになった飯田市について

おうちのベランダから朝見える幻想的風景

南信州

飯田市は長野県の南部に位置する人口約10万人の街です。伊那谷と言われたりします。今はもうありませんが飯田城もあったようで城下町として栄えました。昭和22年の飯田大火によって多くが焼失してしまいましたが、残っている町並みや伝統芸能や重要文化財に指定されている人形浄瑠璃舞台などをみるとすごく歴史ある街だとわかる。

りんご

飯田市といえば「りんご」飯田インターを降りると、りんごの樹が街路樹として植えられており、実がなってる。飯田市のゆるキャラ、ぽぉ。頭にりんご。リンゴの妖精らしい・・・たくさん農園もあるし、JAの直売所でも時期になると安くて美味しいりんごが並ぶ。おすすめは飯田市座光寺の松村農園さん。こちらは極力農薬を使わないように栽培されたリンゴ。飯田の美味しいリンゴがさらに美味しく安心安全な食を求めている方に人気です。

焼き肉

飯田市は人口一万人あたりの焼肉店の数が日本一だとテレビで紹介されるほど焼肉店が多い。市内を走っていると、チェーン店から個人店までここも焼き肉屋さんかっ、とツッコみたくなるくらい多いのがわかる。安くて美味しい。たくさん焼肉屋さんを回ったが今は2,3件に絞って気分で行く店を決める。飯田市に訪れた際は焼肉もぜひどうぞ。そして住むようになって驚いたのが、家族・親戚と一緒におうち焼き肉でバーベキュー率が本当に多い。わたしは40年間名古屋にいて、参加したバーベキューの回数をたった一年ではるかに超えた・・・。マトンもスーパーで普通に売ってます。

ネギだれ

おでんはからしですか?名古屋の方はほぼおでんには赤味噌の味噌だれですよね。飯田はおでんにネギだれをかけて食べるのも有名です。新鮮でした。飯田駅前の通り沿いにある「ひがしの」さんって居酒屋さんのネギだれおでん、おいしかったです。ネギたっぷりの醤油ベースのさらっとしたタレ。飯田のネギだれとして売ってますのでお土産によいです。餃子にも、炒め物にも合う。

水引

飯田は水引も有名で、水引でつくったアクセサリーを販売する作家さんもいます。結婚式前に夫の弟さんの奥さんが水引でブーケを作ってプレゼントしてくれました。水引工場の見学とか体験もできます。

人形劇

毎年夏に「いいだ人形劇フェスタ」が開催されます。国内・国外の劇団が飯田に集まります。ご存じの方も多いNHK人形劇「三国志」の人形美術家「川本喜八郎人形美術館」があります。井坪家の親戚は黒田人形浄瑠璃保存会のメンバーになっている方もいて海外公演を行ったりもしたそうです。披露宴の時、井坪家恒例ということで「黒田人形浄瑠璃 三番叟」をお祝いとして見せていただきました。

飯田弁

私は飯田弁の優しい感じが大好きです。おっとりして語尾もきつくなく聞いていて安心。夫やお義母さん、こちらで出会った方とお話ししていると私まで穏やかになれるような感じがします。

 

個人がホントに好きなことを楽しい気持ちでやってる飯田駅周辺のお店がすごく面白く熱いです。都会から遊びに来た人たちはのんびりできる、また来たいと言い気に入ってもらえる街です。まだまだ飯田市の魅力はたくさんあります。

 

しばらく先の話ですが、リニアの駅ができる街でもあります。飯田市役所観光課の方やそこに関わる方々は鼻息荒く期待をしてますが、私は飯田の街の静けさも好きだったりするので、再開発で全部新しくしちゃうのではなく、昭和な町並みとかは残してほしいなと思うのです。どんな街になっていくのだろ・・・

 

名古屋から車で1時間40分ほどで美味しい食べ物、野菜、果物、空気に出会え温泉でリフレッシュできます。のんびりしてエネルギー充電しに「飯田市においでなんしょ」←飯田弁